実際に野宿してみてわかった、都内近郊の野宿スポットランキング13選

都内近郊の野宿スポットランキング13選ホテル

旅に興味がある人は、もしかすると野宿にも興味があるかもしれません。

なぜなら、各地を転々とする際に、ホテルを確保できずに野宿しなくてはいけないハメになる可能性があるからです。

あるいは、単に野宿をやってみたいというツワモノをいるかもしれません。

2月〜3月の真冬の数週間、都内近郊で野宿をやってみた経験を元に、これから野宿をやってみたいという方に向けて野宿スポットをランキング式でご紹介します。

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都内&横浜の野宿スポットランキング

第13位:新宿中央公園

第13位は新宿中央公園です。西新宿にある公園で、高層ビルに囲まれています。

敷地内にはスターバックスなどの飲食店や交番もあり、治安も安全。

しかし、残念ながら、新宿中央公園での野宿は禁止とのこと。

実際に地面に寝袋を敷いて寝ていましたが、1時間ほど経った時に警備員さんに起こされてしまいました。

第12位:関内マリナード

第12位はホームレスの溜まり場として有名な関内マリナード地下街です。地下街の一部通路は1日中ホームレスの生活場となっています。昼は通行人も多い通路も、夜になるとホームレスの寝床の場となります。

実際に泊まってみましたが、最初は得体が知れないという感覚もあり、その中で野宿するのはなかなか抵抗感はありました。

とはいえ、地下街なので暖も確保でき、寝るのには快適。匂いは我慢するしかありません。

もし野宿するのであれば、昼は通路となっている場所を選ぶのをオススメします。

第11位:上野駅

第11位は上野駅です。夜になると多くはありませんが、上野駅周辺にもホームレスが野宿しています。

ただし、駅はシャッターが閉められてしまいますし、駅の敷地が意外と狭いため、野宿できる場所が少ないのが難点。

とはいえ、屋根もあり雨を凌ぐことは可能です。

第10位:桜木町駅地下「野毛ちかみち」

第10位は桜木町駅地下「野毛ちかみち」。桜木町駅から野毛方面へ抜ける際に使われる地下街です。

野毛ちかみちの奥のほうは人もそこまで多くなく、野宿するには最適。

しかしながら、終電後のAM1:30には閉められてしまいますので注意。たしか、3:30か4:30までは入れません。

第9位:横浜駅北口

第9位は横浜駅北口の地下改札口です。

敷地が広く、雨風をしのげるオススメスポット。夜になると始発を待つ方やホームレスの方が集まります。

しかし、こちらもAM3:30~4:30はシャッターが閉まり追い出されます

追い出された場合は南口の地下改札口に行くのが良いでしょう。

第8位:上野公園

第8位は上野公園です。

公園は綺麗に清掃されており、敷地も広く、野宿できそうな場所がたくさんあります。

しかしながら、横たわれるベンチがほとんどありませんでした

探せばあるかもしれませんが、ベンチで横になって寝るのであれば、ベンチの場所は事前に確認しておく必要があるかと思います。

野宿した際につかった横たわれるベンチは遊具がある場所にありましたので、ぜひそこを探しみてください。

第7位:代々木公園

第7位は代々木公園です。

代々木公園の最大の利点は立地が良いこと。渋谷から10分ほどの距離にあるので、気軽に野宿することができます。

敷地も広いですし、公園は管理会社によって綺麗に清掃されています。

僕は見つけることができませんでしたが、ホームレスが生活の場としているエリアが代々木公園の敷地内にあるようです。

ただ、こちらも上野公園と同じく、横たわれるベンチがありません。野宿するのであれば、マットや寝袋を持っていったほうが良いでしょう。

なお、イベントステージで野宿していたら警備員さんに注意されました。ベンチや床であればOKとのことです。

第6位:多摩川

第6位は多摩川です。

二子玉川駅から多摩川駅の間の多摩川沿いは、テントを張って野宿するのにおすすめ

多摩川の管理事務所に確認しましたが、テントを張るのはOKとのこと。ただし、火の使用は厳禁なので注意。

夜になると、武蔵小杉の高層マンションが照らすライトがとても幻想的です。

なお、大雨が降った時は絶対に野宿しないでください。多摩川はよく氾濫するので、雨の日に野宿するのはおすすめしません

第5位:駒沢公園

第5位は駒沢公園です。

駒沢公園も敷地が広く、綺麗に整備されています。夜でもランニングしている人が多く、治安面も安全そうです。

ただ、ほかの公園と同じく、横たわれるベンチが少ないのが難点。

とはいえ、フラットになれるベンチもありますので、野宿をするのであれば、事前にベンチを調べておくのが良いでしょう。

野宿した場所は駒沢公園内の「うま公園」。横になれるベンチもあり、おすすめです。

第4位:山下公園

第4位は山下公園です。

山下公園の良いところは、横になれるベンチが多く、芝生もあり、なにより、夜景が綺麗ということ。

夜でも人が多く、よくもわるくも騒がしいですが、綺麗な夜景を見ながら野宿するのも良いものです。

第3位:新宿駅

第3位は新宿駅です。

新宿駅は雨や風、寒さをしのぎたいのであれば、かなりオススメのスポット

駅のシャッターが閉まったあとは、始発までの寝床としてホームレスの方が多く集まります。

敷地も広いですし、警備員の方も暗黙の了解として、目を瞑ってくれていますので、安心して睡眠できます。

第2位:お台場パレットタウン

第2位はお台場パレットタウン。

ショッピングモール”ビーナスフォート”は有名ですね。建物内には入れませんが、パレットタウンの敷地内には夜でも入ることができます。

パレットタウンのエスカレーターを上がったすぐ右手側には、大きめのベンチが3つほどあります。今回紹介したスポットの中では最も大きいベンチがあるため、寝やすいです。

さらには、風と雨を凌ぐこともできます。夜でもライトが点灯しているため、治安面も安全

第1位:羽田空港

第1位は羽田空港です。第2位にも大差をつけて、圧倒的第1位と言えるでしょう。

まずは椅子がやわらかいため、寝袋なしでも、安眠できるというところが素晴らしい。ベンチはとにかく硬く、マットがないと安眠することはできません。

空港内は空調がきいているので、冬でもそんなに寒くないのも嬉しいですね。といっても、なにもないと流石に寒いです。

野宿や旅行をするのであれば、サバイバルシート(ヒートシートやエマージェンシーとも呼ばれています)は常に持ち歩くと良いですよ。ブランケットよりもかさばらず、しかもブランケットよりはるかに暖かい。

空港で泊まる際もサバイバルシートをぜひ持っていきましょう。災害の際にも役立ちます。

あとは、電源もありますし、トイレも綺麗です。言うことなし。100点満点の野宿スポットです。

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野宿するなら持っておきたいアイテム

夏にやるのか、冬にやるのかによっても変わってきますが、野宿をするのであれば最低限の装備は準備しておきましょう。道具を準備しておくかどうかで、野宿を快適に過ごせるかが決まります。

野宿に役立つアイテムとしてて、実際に買ったものと友人にオススメされたものを、ここにご紹介しておきます。

まずはこちらのヒートシート。これは100%全員必要です。シートにくるまった時の暖かさは想像以上です。コンパクトかつ安いので、必ず用意しておきましょう。寝袋だけでは寒い時、寝袋の内側でくるまるとものすごい暖かいです。

もし寝袋がない場合には、これにくるまるだけでも全然違います。寝袋なしヒートシート2枚重ねを試してみましたが、真冬でも寝れるぐらいの暖かさになります。

あとは、旅にも必需品です。寒い時はもちろん、ダニ対策などでシーツの上に被せたり、片側を破いてテントがわりにすることも可能です。ただ、破けやすいのが難点で消耗品となります。

タッチパネル対応のグローブです。野宿では末端が冷えますので、グローブもあったほうがよいでしょう。内側がフリース素材で保温性が高く、防水、防風設計なので使い勝手がよいです。

テントは野宿では必需品ではありません。しかしながら、屋根がない場所や風が防げない場所では快適さが違います。そういう意味では、場所によっては必需品となります。

こちらはキャンプ好きの友人からおすすめされたテント。たしか一人キャンプで話題のヒロシさんが使っていたテントです。ソロテントとはいえ組み立てが少々大変ですが、コンパクトで持ち運びに便利です。2万円以下というのも嬉しいです。

こちらもコールマンのシェラフです。寝袋は冬野宿の必需品です。寝袋なしは自殺行為なのではやめましょう。実体験として、寝袋が野宿する上で一番重要だと感じました。

寝袋の質で野宿が快適になるかどうかが決まります。ですので、寝袋は安いものはやめてください。あと、薄いのもやめてください。最低限、これぐらいの寝袋を買うことをおすすめします。

頭部分と首部分もしっかりしまるので、風が入らないというのも重要なポイント。

最初のうちはキャンプマットを使わずに寝袋を床に直で敷いて寝ていたのですが、はっきり言って背中やお尻が痛いです。とても快適とはいえません。寝袋の衛生面を考えても嫌な感じがありました。

また、床から冷たさがダイレクトにくるため、冷える原因にもなります。

ホームレスのかたがダンボールを床に必ず敷いているのはそういうことです。こちらのキャンプマットは厚さ20mlのクッションがあるのでかなり快適でした。簡単に折り畳めるのも本当にありがたい。料金も2000円以下とお手頃。高いものを買う必要は特に感じません。それぐらい満足しました。

アウトドア用ピローです。野宿生活の中で枕は最後まで用意しなかったのですが、常々、枕があったら快適だろうと感じていました。マットを敷いても頭だけは快適から程遠かったです。

必需品とは言いませんが、余裕があるのであれば、このうようなコンパクトになるピローを持っていくことをお勧めします。

テントを建てる時、このライトを持っていて助かりました。灯りがない場所ではライトが必需品です。スマホのライトでは光量が少なく、正直モノ足りないと感じると思います。

このライトは撮影用にカバンにいつも入れているのですが、かさばらずに充電も長持ちします。災害用にも役立つと思います。

荷物に余裕がある方は、360度照らせるランタンのようなものがオススメ。

とにかく、ヒートシート、キャンプマット、シェラフだけは春夏秋冬いつでも必須です。この3つだけでも最低限用意してから挑戦してください(夏は薄手のシェラフで問題ありません)。

まとめ

実際に野宿をした感想として、とにかく寒くて本当に死ぬかと思いました。

野宿する際は以下の点を意識して、場所を決めるのがおすすめです。

であれば、暖が取れる場所
であれば、虫が少ない場所

また、男性であれば正直どこでもOKですが、女性であれば場所選びは本当に気をつけなければいけません。女性はとにかく襲われない場所を選ぶようにしてください。襲われない場所というのは人目につく場所です。

最後に、土曜日の朝早くに出発する週末旅行をする人も多いかと思います。そんな方は金曜の夜に空港入りをし、空港で野宿してから出発するのをオススメします

寝坊する心配も減りますし、旅行気分を長く味わえますよ。

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