海外に旅行に行く際に気をつけなければいけないのは病気や怪我などで、病院に行くことにならないようにしないといけないことです。

それは海外の慣れない地では治療費が膨大になる可能性がありますし、手続きも煩雑ですぐに手当してもらえるかわからないということがあるからです。

とはいっても、自分はならないから大丈夫!

そんな風に思っていて、保険に入っていない人もきっと多いでしょう。
短期旅行ならなおさらそうかもしれないです。

とはいえ、病気や怪我はどれだけ気をつけていてもなってしまう時はなってしまいますよね。

では、保険をかけていないのにそのようなことになってしまった時はどうしますか?
クレジットカードがあれば付帯の保険でサービスを受けることもできますが、手続きがなんだかよくわからない。。。

そんな人に向けて、今回は私の実体験をもとに対処方法ご紹介します。

南米で高山病にかかる

以前、長期で南米を旅行したのですが、色々な国を訪れたいという思いからかなり速いスピードで町々を移動していました。
その時はペルーの首都からリマからクスコにバスで訪れたのですが、クスコは標高3400mに街があるため、リマに比べるとかなり空気が薄くなっています(ちなみに、富士山は標高3776m)。

普通に過ごす分には空気の薄さには特に気にならないのですが、そのときは体が順応できず高山病になってしまいました。

高山病は体内の酸素が少なくなることで起こります。高山病になると、頭痛や疲労感、吐き気が出てきて、歩くのも精一杯という状態に陥ります。

高山病にならないようにするためには、本来、高地に体を順応させなければいけません。
ハイペースで行動してしまうと高山病にかかりやすくなると言われているのですが、まさにハイペースであちこり歩き回り、お酒もたくさん飲んでめちゃくちゃやっていたんですね。

自業自得ですが、そんなことをやっていたら案の定、高山病にかかってしまったというわけです。
最初は日本から持ってきた頭痛薬を飲んで耐えていたのですが、他の頭痛薬と一緒に服用したら体調はさらに悪くなり、ついには限界でダウンしてしまいました。。。(*薬の服用は絶対にやってはいけません!)

高山病の次は食あたり

高山病になりはしましたが、高山病は仮になったとしても、数日安静にしておけばたいていの場合は回復します。
ですので、2日ほど宿で安静にして体が順応するのを待ちました。

体の調子もだいぶよくなってきたので、旅を再開したのですが、体の調子が戻ってきたことをいいことに、その後もハイペースでバスでの長距離移動を繰り返していました。

ペルーやボリビアの山のほうは高地が多いのですが、高地エリアを転々としていたら、今度はなんとボリビアの首都スクレで食あたりにあいました。なにが原因だったのかは未だにわかりませんが、とにかくお腹が痛くてしょうがないので、1日中トイレにこもるという羽目になりました。笑

とはいえ、ある程度旅程も決めていたので、じっとしているわけにはいけません。お腹が痛くてしょうがないし、漏らすわけにもいかなかったのですが、体にむち打ってとにかく移動をしていました。

下痢・血便・だるさ

丸1日かかるような長距離バスでの移動ばかりしていたのですが、トイレがないことも多いし、南米のトイレは水洗ではないため、トイレットペーパーを常に持ち歩かなくてはいけません。

トイレがなかったり、トイレットペーパーがなかったりしたので、毎日が苦痛でしかありませんでしたが、トイレをずっと我慢して、とにかく移動を最優先していました。

そんなこんなで、ついに体にも大きな影響が出てきます。

ずっと下痢だったのですが、ついに真っ赤な血便が出るようになりました。誰でもお腹が痛くなりトイレでうずくまったことがあると思いますが、あの状態が4、6時中、毎日毎日続いていたため、体も限界に達していました。

一ヶ月続く不調で、ついに限界へ

そんな状態の中でも、とにかく移動することだけを考えていました。
長距離バスでの移動は本当にきつかったのですが、「死ぬほど痛くても我慢していればいつか治る」、そんな風に思いながらとにかく我慢をしていました。

そんなある日、ついに限界が来てしまいます。
アルゼンチンのブエノスアイレスの街中を歩いていたのですが、歩くことすらままならない状態に陥ります。
100メートルなんとか進んでは、壁にもたれかかるような状態で、ついにこれはやばいんじゃないかと思うようになりました(遅すぎる)。

インターネットカフェで病気のことを調べてみましたが、ガンじゃないかとか、とにかく悪いイメージをするようになり、これはとうとう病院に行こうということになりました。

幸い保険にも入っていたし、病院にいこうかと思ったんですが、そのときはどうすればいいのか、さっぱりわからなかったんです。

いやー、参ったなー。どうしよう。。。

そんなときに誰かに相談しようと思い、ぱっと思いついた日本大使館に行くことに決めました。

領事館に行く

幸いにも大使館が歩いていける距離にあったので、大使館の入っているビルに行きました。
ようやく着いた!と思ったら、やってない。なんでかと思ったら、その日は休日。。。
限界でしたが仕方がないので、週が明けてからもう一度訪れました。

ビルに行くと受付嬢がいたので、日本大使館に行きたいということを伝えたのですが、お互い英語がつたないので全然伝わらない。
そんなことで引くわけにもいかないので、粘っていたらどうやら大使館の人を呼んでくれたようで、日本人の方が受付まで来てくれました。

その人が大使館の方かと思ったら、同じビルに日本領事館が入っていたので領事館の方が来てくれたようです。
詳しくはわからないのですが、旅行者の対応は領事館がやることになっているとその方は教えてくれました。

領事館に医療設備がある

事情を説明して、どうしたらよいか訪ねたら、なんと簡易的な医療設備が領事館内にあり、そこで抗生物質をもらうことができました。

今まではそんなこと聞いたことがなかったのですが、訪問したときに訪問者リストに名前と日付を書く欄があり、それを見ると1年半は誰も訪問していないことがわかりました。

それは誰もしらないよなと思いましたが、その抗生物質を飲んで、領事館内のベッドで数時間休ませてもらったところ、体調もだいぶ回復しました。

数日分の抗生物質もいただくことができ、1週間後にはようやく体も完全回復。
ありがたいことに、お金もかからずに本当に助かりました。

まとめ

領事館の方に迷惑がかかってしまうので、本来であれば最初から病院に行くべきですが、保険に入っていない、病院で診察を受ける方法がわからないという方は、まず現地の領事館に問い合わせてみることをオススメします。

大きな病気や怪我ではどうにもなりませんが、ちょっとした病気、怪我であればなんとかなるかもしれません。

医療設備も国によってはないかもしれませんが、とにかくなにか困ったら領事館に頼ってみください。

本当に頼りになりますよ。