こんにちは、ロームです。
今回の旅の目的地はカンクン。
カンクンはメキシコのユカタン半島に位置するリゾート地です。
新婚旅行としても人気の場所ですね。
そんなカンクンには観光スポットがたくさんあります。
その中でも絶対行くべきスポットを7つピックアップし、4泊5日の旅程でツアーには参加せず自力でスポットを巡ってみました。
これからカンクンに行く予定を立てている方は、参考になると思います。
ということで、カンクンの様子を紹介します。
カンクンの知っておくべき基本情報

カンクンはメキシコのユカタン半島に位置するカリブ海に面したリゾート地です。
カリブ海と聞くと、なんだかワクワクしますね。

カンクンは観光客が集まる「ホテルゾーン」と、地元の人の住居やバックパッカー向けの宿がある「ダウンタウン」に別れています。
ホテルゾーンには高級ホテルが集まり、ほとんどの観光客はこのエリアに宿泊します。いわゆる、カンクンでイメージするエリアはここです。
一方、ダウンタウンはホテルゾーンと打って変わって治安が悪いなので、立ち寄らないほうが無難です。見どころも特にありません。
実際、僕はダウンタウンに宿泊しましたが、夜は油断できない感じです。また、ダウンタウンからホテルゾーンへはローカルバスがあるとはいえ、歩きでは1~2時間かかります。
ダウンタウンはアクセスが悪く色々と不便ですし、ダウンタウンの雰囲気はリゾートのそれとはかけ離れています。リゾート気分が台無し・・・なんてことにならないよう注意しましょう!
ですので、予算をケチらずに、ホテルゾーンかカンクン周辺の観光地に宿泊するのがオススメです。

ただ、カンクン周辺の観光スポットへ行く際はダウンタウンにあるADOというバスターミナルを利用することになりますので、覚えておきましょう。

また、意外にもカンクンの観光スポットは広範囲に点在しています。
大まかに「カンクンエリア」、チチェンイッツァなどの「西エリア」、トゥルムなどの「南エリア」の3つ分類できます。
地図ですと距離感がわかりづらいですが、カンクンから2と3エリアに向かうには、片道2~3時間かけて移動する必要があります。
そのため、カンクンに旅行するのであれば、できれば1週間近く旅程を取っておくのがオススメです。
旅程が少ない場合は、
・訪れるスポットの数を減らす
・睡眠時間を削る
のどれかです。
僕は4泊5日の旅程の中で、ツアーに参加せずにこれから紹介するスポットを回りました。
正直なところ、体力的に死ぬほどキツかったということだけ伝えておきます。笑
カンクンで絶対行くべきスポット7選
チチェンイッツァ

第1のスポットは、「チチェンイッツァ」。1988年に世界遺産に登録されたマヤの遺跡です。
遥々カンクンにきたのであれば、チチェンイッツァはマストで行くべき場所といえます。

カンクンのADOターミナルから1日1便、チチェンイッツァ直通の長距離バスが出ています。
バスを逃した場合は、最寄りの街「バヤドリド」を経由して行くことになります。片道はざっと3時間ほど。
なお、バスはトイレがないのと、冷房がガンガン効いています。ですので、事前にトイレを済ませておくのと、防寒着を忘れないようにしてください。
さて、チチェンイッツァはマヤ文明の中で最大の都市の1つ。
チチェンイッツァとは、直訳すると「イッツァの泉のほとり」という意味です。
イッツァは、マヤ族のグループの名前。

入場料は571ペソ(3,787円)。メキシコ観光地のインフレはすさまじく、年々値上げしています。
なぜかわかりませんが、Goproとマイクロホンの持ち込みができません(マイクロホンはツアーガイドの音を拾わないようにするためだと思われます)。
持参している場合は、有料のロッカーに預けなくてはいけないので注意してください(ロッカーを借りる場合、パスポートの提示が必要かもしれません)。
なお、スマートフォンやカメラは持ち込みできます。

入り口から続く木々に囲まれた小道を抜けると、マヤの最高神「ククルカン」を祀るピラミッドが突如として姿をあらわします。別名「暦のピラミッド」。
ククルカンとは、「羽毛をもつ蛇」の神のこと。
大きさは底が55.3メートル四方、高さ24メートル。ピラミッドの頂上の神殿部分は6メートル四方。
注目ポイントは、2つの異なる大きさの階段があること。
左右にある大きな階段が9段、真ん中にある小さな階段が91段。
91段が4面あり合計364段。最上段の神殿の1段をたして、365段になります。
9段(左右の階段をたして18段)はマヤ暦の1年を表しているそうです。

北面の階段にはククルカン(蛇)の彫刻があります。
春分、秋分の日には、太陽が沈みかかると西側にピラミッドの影ができ、それがククルカンの胴体のように見えるとのこと。

あと、ククルカンに到着すると、観光客がククルカンの前で手を叩いてること気づきます。
手をを叩くと、「ケトゥン、ケトゥン」という音が一帯に響き渡ります。

どうやらピラミッド頂上の神殿で音が響いているようで、この音はククルカンの使い「ケツァール」の鳴き声をまねた音だと言われています。
もしその音の反響を狙って建築したのであれば、エジプトのピラミッドもそうですが、かつての建築士は天才ばかりです。

そして、こちらが球戯場。

壁の真ん中の上部にある丸い穴に球をいれると勝ちというルールです。
ボールは硬いゴム性で、手と足は使わずに、腰や尻などでボールを打ち返す球技。
丸い穴はかなり高いところにあるので、実際はほとんど入れることはできなかったと言われています。
なお、球技は遊戯としての一面もあったと思いますが、儀式的側面もあり、試合の勝敗で生贄が決められていたようです。

球戯場の石壁にはプレイヤーたちが彫られています。

チチェンイッツァの奥にはセノーテも存在しています。
セノーテとは自然に陥没した井戸や泉のことです。
ユカタン半島には数千のセノーテが現存しています。
チチェンイッツァ周辺には海はもちろん、川や湖もないため、貴重な水源としてセノーテが利用されていました。
儀式にも使われていて、人間を生贄としてセノーテに放り込んでいたとのこと。
現在もそのセノーテがありますが、崖上から覗くことしかできません。
セノーテイキル

セノーテイキルは、チチェンイッツァから5kmほどのところにある泳げるセノーテ。

歩いて行こうかと思いましたが、1時間以上かかりそうだったのでタクシーを利用しました。
チチェンイッツァからタクシーで片道80ペソ(530円)。タクシーの運転手に料金表を見せられたので、おそらく一律料金です。
チチェンイツァ入り口の駐車場に、タクシーが止まっているので声をかけてみてください。

料金は150ペソ(ロッカー、ライフジャケット込)、350ペソ(ロッカー、ライフジャケット、フード、ドリンク込)です。

セノーテへは、カーブ状になった階段を降りていきます。

階段を降りるとセノーテに到着。
セノーテイキルは井戸型のセノーテです。直径は約60m、水深は約48m。
周りは岸壁に囲まれています。

上から垂れ下がったツルが神秘的です。

飛び込み台からセノーテへ飛び込むことができます。

けっこう高いです。笑

泳いでいる魚も見えますが、透明度は高くありません。
なお、セノーテからチチェンイッツァ行きのタクシーがない可能性があるので注意。
イスラムヘーレス

イスラムヘーレスは、カンクンにある長さ約7km、幅約650メートルの小さな島。
イスラムヘーレスはスペイン語で「女の島」を意味しており、マヤ族の信仰対象である女月の神「イクシェル」が名前の由来です。

カンクンからはフェリーで20分ほどの距離にあります。


乗り場はいくつかあるようですが、僕は「TERMINAL MARITIMA PUERTO JUAREZ」から乗船しました。
フェリー会社は「UltraMar」と「Jetway」の2種類ありますが、上記のターミナルから乗れるのは「Jetway」のみ。

料金は片道190ペソ(1,260円)。往復チケットを購入しました。

Jetwayのフェリー。

20分ほどでイスラムヘーレスに到着です。海がキレイですね。
カンクンは意外と治安が悪いですが、イスラムヘーレスは凶悪犯罪がほぼなく治安がかなり良いです。

交通手段は、ゴルフカートと原付、タクシーです。
島を一周するならゴルフカートをレンタルしましょう。


島の至るところでアートを見かけます。


島の北側にあるビーチが「プラヤノルテ」。メキシコで最も美しいビーチと言われています。

ビーチ沿いにはホテルも点在しています。
島ということもあってか、カンクンよりも完成されたリゾートという印象を受けました。
島で一泊するのも良さそうです。

カンクンと異なり、海は遠浅なので、子供がいても安心です。


島の東側は波が荒くリーフなので泳ぐことはできませんが、人も少なく静かで散歩にオススメです。
少しばかりエーゲ海を思わせる雰囲気です。行ったことないですが。笑

島周辺ではシュノーケルやダイビングを盛んにおこなわれています。
島でツアー会社もたくさん見かけました。
海底美術館MUSAもありますので、時間とお金に余裕のある方はぜひ試してみてください。
ホテルゾーンのビーチ

カンクンといえば、ココ。
ホテルのプライベートビーチです。
エメラルドグリーンのカリブ海に面した白い砂浜が何kmも続きます。
多くの観光客が砂浜で日光浴をしてくつろいでいます。

ビーチにはハイアット、リッツカールトンといった高級ホテルが立ち並びます。
カンクンの特徴として、ほとんどのホテルが、宿泊代の他にフードやドリンクなどの料金が含まれた「オールインクルージブ」です。
カンクンに来たならオールインクルージブに泊まりましょう。
他の国のオールインクルージブホテルに比べて値段も安いです。

ホテルの客室でお酒でも飲みながら、このエメラルドグリーンの海を眺めるのは最高の贅沢に違いありません。

また、ホテルゾーンには、なんでも揃う巨大スーパーがあります。
値段も安いです。
トゥルム遺跡

トゥルム遺跡は、13〜15世紀の間に繁栄したマヤの遺跡の1つ。
カリブ海沿いに建てられたとても珍しい遺跡です。

トゥルム遺跡までの行き方は主に2つ。
2.乗合バスコレクティーボをプラヤデルカルメンに乗り継ぐ
僕はコレクティーボを乗り継いで行きましたが、ADOから直行バスに乗っていく方がオススメです。
カンクンからトゥルムまでは約2時間かかります。

トゥルムの街から数十分歩けばトゥルム遺跡に到着です。

入場料は85ペソ(564円)。

トゥルムはマヤの城壁都市の遺跡で、トゥルムとはユカテコ語で「壁」を意味します。
かつて黒曜石の交易の中心地であったこともあり、侵略者の侵入を防ぐために3面の壁と海側の絶壁で囲まれています。

中央に建てられたピラミッド「エルカスティージョ」。

崖の上に建てられた「風の神殿」。

「フレスコ画の神殿」の彫刻。

宮殿。

遺跡からビーチへ降りることも可能です。
海から流れてくる潮風が気持ちよく、遺跡またはビーチでまったりするのもオススメです。

遺跡内には、イグアナが生息しています。
ドスオホス

ドスオホスはトゥルム遺跡近くにあるセノーテ。
ドスオホス(Dos Ojos)はスペイン語で2つの目を意味し、セノーテが2つあります。

アクセス方法は以下の2つ。
2. カンクンADOバスターミナル周辺からプラヤデルカルメン行きのコレクティーボに乗り、プラヤデルカルメンでトゥルム行きのコレクティーボに乗り換え。ドスオホスで途中下車。
僕は2番の方法でドスオホスで行きましたが、オススメしません。
理由は以下の2つ。
2. ドスオホス入り口からセノーテまで30分歩くことになる
プラヤデルカルメンでの乗り換えで、バス停がわからず1時間近くさまよいました。
最終的に観光案内所に場所を聞きましたが、乗り場が最近変わったようです。
また、ドスオホス入り口からセノーテまで遠すぎます。

炎天下の中、この道を30分以上歩くことになります。
歩いている人はひとりは僕以外誰もいませんでした。みんな車です。
ですので、コレクティーボではなくトゥルムからタクシーでいくのがオススメです。
あるいは、プラヤデルカルメンからタクシーで行くのもアリかと思います。

プラヤデルカルメンはカンクンと異なり、高層ビルもなくリゾート地といった感じではありません。

しかしながら、カリブ海に面した街はキレイで、お店も多いです。
数時間しか滞在しませんでしたが、個人的にはカンクンよりプラヤデルカルメンのほうがオススメです。
この街を拠点にするのもアリだと思います。

プラヤデルカルメンからは、コスメル島へ向かうフェリーも出ています。

余談が長くなりましたが、ドスオホスのベーシック料金は21ドルまたは350ペソ(2,323円)です。
値段は高めです。他にもプランがいくつかあります。

ドスオホスは最も人気のセノーテの1つ。
前述のセノーテイキルとは、だいぶ雰囲気も異なるので、別物として楽しめるかと思います。
午前中早めの時間帯 にはセノーテに光が差し込み、光のカーテンを拝めます。


敷地が広いので、セノーテイキルよりもゆったり過ごせます。


ダイビングで鍾乳洞を探索することも可能です。

なお、セノーテから入り口まで帰りのタクシーを探しましたが、空いているタクシーが1台もおらず。
ほかの観光客はツアーに参加しているのかもしれません。
あるいは、電話か専用アプリででタクシーを呼べるのかもしれません(後述しますがUBERは使えません)。
仕方ないので、上の写真のココナッツを売っている露天のおっちゃんにお願いして、有料で入り口まで連れてってもらいました。
タクシーが見つからない方は、露天商に話しかけてみてください。笑
セノーテの入り口に着いたら、タクシーを利用しない人はプラヤデルカルメンかトゥルム行きのコレクティーボに乗りましょう。
バス停はありません。道沿いで手をあげれば止まってくれます。
ピンクラグーン

インスタ映えスポットとして、ここ数年で人気を集めている「ピンクラグーン」。
カンクンにきたら、「ピンクラグーンは絶対に見たい!」という人も多いはず。
ピンクラグーンは、実際には「人工の塩湖」です。
塩採掘場によって運営されている私有地となります。
なぜ湖がピンク色になるかというと、バクテリアによって塩分の多い水の色が変化します。
ただ、ピンクラグーンは時期や時間帯、天候による当たり外れが大きく、行ってもピンクラグーンが見れない可能性も十分にあるので注意が必要です。

こちらの写真が僕が見たピンクラグーンの写真です。
ベストシーズンは12~3月くらいとのことで3月末にラグーンに訪れましたが、実際に見た感じも写真のとおりで、湖はお世辞にもキレイといえる景色ではありませんでした。
当たり外れが大きいので、もしカンクンの滞在日数が短いのであれば、個人的にはピンクラグーンへ行くことはオススメしません。
とはいえ、、条件が揃えばかなりキレイなピンク色のラグーンが見れるようです。

では、肝心のカンクンからピンクラグーンへの行き方について。
上の画像の通り、カンクンからピンクラグーンへはかなりの距離があります。
カンクンからの所要時間は片道4~6時間ほど。
バスがうまく乗り継げるかによって、時間が変わります。
ピンクラグーンへは、チチェンイッツァ近くの「バヤドリド」という街を経由して行きます。
僕は昼過ぎまでにチチェンイッツァとセノーテイキルに訪れた後にピンクラグーンへ向かいましたが、バスがないなどの問題があり、ピンクラグーンに着いたのは夕方5時前後。
その後、カンクンにバスで戻りましたが、カンクンについたのは午前1:30、宿に着いたのは午前2時過ぎです。
早朝から出かけたので、宿に戻った時はクタクタでした。
カンクンから日帰りでピンクラグーンへ行くのであれば、それくらいの覚悟が必要です。
また、バヤドリド発カンクン行きのバスは夜10時過ぎ発でしたが、日によってはバスがないかもしれません。
バス停のスタッフが「今からカンクン?マジで?この時間からそんなバスある?」みたいな驚いた顔していたので、その可能性は高いです。
カンクンからピンクラグーンへ行く方法は3つ方法があります。
2.「カンクンADO」から「バヤドリド」までの直行バスに乗り、「バヤドリド」で「リオラガルトス」までの直行バスに乗り換え。「リオラガルトス」から「ラスコロラドス(ピンクラグーン)」までのコレクティーボに乗る
3. 「カンクンADO」から「バヤドリド」までの直行バスに乗り、「バヤドリド」で「ティシミン」までの直行バスに乗り換え。「ティシミン」から「リオラガルトス」までの直行バス、あるいは、コレクティーボに乗り換え。「リオラガルトス」から「ラスコロラドス(ピンクラグーン)」までのコレクティーボに乗る
ラスコロラドスはピンクラグーンの麓の町です。
ピンクラグーンは新しい観光スポットのため、観光の条件が日々変化しています。
以前はかなり自由にアクセスできたようですが、今は1箇所のゲートからしかピンクラグーンにアクセスできません。

「リオラガルトス(RíoLagartos)」から「ラスコロラドス(ピンクラグーン)」へは、塩の道を30分から1時間近く行くと到着します。
僕の場合、バスが終わっていたので、リオラガルトスにいた兄ちゃんに原付で連れてってもらいました。
料金はリオラガルトスからの往復で500ペソ(3,318円)。他の手段がなかったので、正直かなりぼったくられました。

ピンクラグーンの入場料は、このように設定されています。
ピンクラグーンを見るだけであれば、300ペソ(1,991円)のコースでOKです。
滞在時間は30分ほど。
入場にはガイドをつける必要がありますが、ガイドは料金に含まれています。ガイドは英語で塩の採掘方法などを解説くれます。
ただ、ピンクラグーン周辺にはフラミンゴやカブトガニなどの生物が生息しているので、890ペソ(5,907円)のサファリツアーに参加することをオススメします。
僕は時間の問題もあってピンクラグーンを見るコースにしたのですが、サファリツアーに参加すればよかったと思っています。

そして、肝心のピンクラグーンの初見がこちら。
夕方ということもあり、逆光で塩湖のピンクカラーはまったく見えません。

角度を変えて見ると、かすかに湖がピンク色であることがわかります。

たしかにピンク色です。
以前は塩湖の水に触れたようですが、いまは規制が厳しく触ったりすることはできません。

塩には触ることができます。

YUKATANのモニュメントも設置されています。

まだピンク色になっていない湖には、フラミンゴが1匹いました。

ガイドによると、この写真のように塩湖が真っピンクになったり、オレンジ色になったりするそうです。
「本当に?加工してない?」
と思い、改めてインターネットでいろいろ調べてみましたが、加工なしの写真だと思われます。
つまり、運が良ければこんなキレイな色の塩湖を見れます。
なお、夕方は光の反射があるため、ピンクラグーンを訪れるなら昼がベストタイムです。
とはいえ、チチェンイッツァとセノーテイキルに行っていては、お昼には到底間に合いません。
ですので、ピンクラグーンの麓の町「リオラガルトス」、あるいは、その手前の町「ラスコロラドス」で一泊し、翌日ピンクラグーンに訪れるのがオススメの方法です。
どちらの町にもホテルがあります。
実際に僕がティシミンから一緒になったドイツ人カップルはラスコロラドスに一泊し、翌日ピンクラグーンを見に行くといっていました。
ただ、日程的にそんな余裕はないという方は、チチェンイッツァ、セノーテイキル、ピンクラグーンに1日で回れるこちらのツアーに参加するのがオススメ。
ツアーでもピンクラグーンに到着するのは夕方前になりますが、情報によるとキレイなピンクラグーンに連れて行ってくれるとのことです。また、サファリツアーも含まれています。
カンクンではUBERが使えない

そうそう、カンクンではUBERが使えません。
UBERは海外では主にタクシーアプリとして利用されています。
一時期カンクンでもUBERが使えた時期があったようですが、既得権益の問題からすぐに使えなくなったそうです。
ですので、カンクンでは「コレクティーボ」という乗合バス、ADOから出る「中長距離バス」、「タクシー」のいずれかを利用することになります。
海外旅行慣れしていない方は、コレクティーボは難しいかもしれません。
タクシーはそこら中を走っていますが、観光地(特にカンクン)では相場より1.5倍近い値段を請求されることもあります。
タクシーに乗る場合は、客引きがたかっているところではなく、流しのタクシーを捕まえるなどしたほうが安くなる確率が高いです。
カンクンはツアーを利用するのが賢い選択
カンクンの絶対行くべき観光スポットを紹介しました。
カンクンにはほかにもたくさん観光スポットがありますが、滞在日数が短いというかたは今回紹介したスポットをメインにスケジュールを組むのがオススメです。
実際、全部のスポットを自力でめぐった上でアドバイスできることは、ツアーをなるべく利用したほうがよいということです。
とくにバックパッカーの経験がない人は、ツアーに参加することを強くオススメします。
いや、カンクンの滞在日数が数日しかないバックパッカーも、ツアーに参加することを強くオススメしたいです。
時差ぼけ、寝不足、長距離移動、見知らぬ土地…4泊5日であればスポットは3つぐらいでちょうどよいかもしれません
また、まず予定通りにはいきません。
値段が変わっていたり、ふっかけられたり、バスがなかったり、バス停の場所が変わっていたり・・・
100%トラブルが起こります。
メキシコから3ヶ月間、中南米を色々とまわりましたが、カンクンの5日間が一番ハードでした。笑
1日だけダラダラする日を設けましたが、それでも体力的にかなりしんどかったです。
最後に、クジレットカードはたいていの場所で使えますが、AMEXが使えないことが多々あるので、VISAやMASTERを持参するようにしてください。
以上、カンクン観光の際は、参考にしてください。